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episode.02

「国立競技場建設に参画?無理無理(笑)」
笑ったやつを笑い返してやろう。

東京五輪が開催される何年も前。まだ五輪招致活動が続いていたころから新開は言っていました。「もし国立競技場建て替えることになったら、うちもプロジェクトに参画できないかな」。九州の同業他社からは「無理でしょ」と笑われていたけれど……。

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はじまりは、
取引先の社員さんとの雑談。

「もし国立競技場を建て替えることになったら、うちがやる可能性が高いと思うよ。元施工がうちだから地盤や色んな情報も持っているし、提案が有利になるからね」。取引先の社員さんとの雑談で出てきた旬の話題。「え、マジっすか。便所掃除でもなんでもいいから、うちにも何かやらせてくださいよ(笑)」。冗談めかした会話から新開は話を膨らませていきました。「もし実際に施工するとなったら、どんな工事の仕方になるんでしょうね?」

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福岡から関東の工場に
通い詰めた理由。

「現地でコンクリート打っていたら工期がかかり過ぎるからきっとプレキャスト(コンクリート部材を工場で量産し現地で組み立てる工法)だろうね」。(そういえばあの取引先のプレキャストの直営工場が関東にあったな。以前お世話になった方が、工場の管理職になってたな)。思い至った新開は頻繁にその工場に足を運び、色んな仕事を一緒に進める中で、数年かけて良い関係を築いたのでした。

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数年越しの営業活動が
実を結んだ瞬間。

いよいよ東京五輪開催が決定。競技場を建て替える際に関わりそうな人を聞いて回っては顔を売る日々が続きました。そうこうするうちに、ある日新開に一本の電話が。「今からちょっと出てこられる?」。急いで駆けつけると、そこは新国立競技場の整備事業の準備室。その場にいらっしゃる方々に挨拶して帰り、期待して待っていましたが一向に連絡は来ず。3か月ほど経ったある日、「競技場建設に人出せますか?」という連絡が届いたんです。飛び上がって喜んだ瞬間でした。