この仕事を初めて8年目。
まだまだ成長できる。

建築系の専門学校に通っていて、CADが使える仕事がしたくて久留米と博多周辺の会社に絞って就職活動をしていました。ノアデザインを選んだのは、CADも扱えるし色々な種類の建物に携われるということと、学校の先輩がノアデザインで働いていたから。中学時代のテニス部の先輩と、高校の吹奏楽部で一緒だった先輩。学生時代の知り合いが2人もいるなら安心して働けると思ったんです。先輩からは、「若い人が多くて、怖いお局とかパワハラしてくるおじさんとか全然いないよ」と聞いていたのですが、入ってみたら本当にその通り。優しい人が多くて安心しました。

某テーマパークの新エリアの建築現場に入っています。描いているのは建物の図面はもちろん、縁石・舗装の配置や高さ決めの為の検討図、テーマパークの世界観を維持するための様々な造形物の展開図。壁から石やレンガが飛び出ていたりするので、普通の建築物とは全然違って見ていてとても楽しいです。3Dソフトを使ってモデリングをする等、一般的な建設現場ではなかなかできない経験をさせてもらっています。自分が描いた図面が実際に現場でカタチになるとすごい迫力で。それを間近で見られることもやりがいにつながっていますね。

熊本県の『サクラマチ クマモト』の現場が印象に残っていますね。バスターミナルに付随した商業施設やホテルが一体化された複合施設で、そこの音楽ホールを建築する際の検討のためのモデルをRevitで作ったんです。入社して初めての現場だったこともあり、とても記憶に深く残っています。また、今担当しているテーマパークの案件も印象的です。もうすでに現場に入って3年以上経つのですが、現場事務所に向かうモノレールから工事の進捗が見えるので、テーマパークが進化していく様を3年間見続けられたのはとても面白かったですね。

上司からは図面をまとめるマネージャーのポジションをめざしてほしいと言われていますが、まだまだ知識も経験も足りない。期待してくださる上司の想いに応えるためにしっかりと勉強していきたいですね。上司は図面をパッと見るだけで、「ここが納まらないよ」「こことここが干渉するよ」と即座に判断できる。私はまだそのレベルには全然届いていません。この仕事を8年間続けていますが、まだまだ伸びる余地がある。決めるべきことをその場でビシッと決められるように、一歩ずつ成長していきたいですね。

一つの物事に対して集中して作業を進められる人にぜひ来てほしいですね。ある程度のコミュニケーション能力があれば充分です。施工図作成は、工事の現場と設計をつなぐような仕事。現場の職人さんと設計図面を描く設計者との間に立ち、打ち合わせをしながら進めていきます。設計者の意図を読み取り、その意図を施工図というかたちで職人さんに伝えるコミュニケーション力が求められるんです。あとは、基本的な挨拶・返事ができれば問題ないと思います。